会長のひと言 (2020-12)

12月9日現在、世界の新型コロナウィルス感染者6825万2608人のうち、死者数155万7343人、日本では、感染者16万9587人の内、死者数は2488人になっています。この状況がいつまで続くのか、コロナによる経済不況も重なり、不安で打ち沈む中、イギリスでは12月8日から米国大手製薬会社のファイザーが開発した新型コロナウィルスのワクチン接種が始まりました。1人につき、2回の接種が必要で、80万回分を確保して、80歳以上の高齢者や医療従事者等から接種を始めましたが、今回のワクチンに対して、懐疑的な人も多く、エリザベス女王(94歳)も接種すると報道する等して、ワクチンの安全性をアピールしましたが、ワクチン接種をした人のうち2名に強いアレルギー反応が出て、アレルギー体質の方への接種は禁止されました。やはり、早期ワクチン接種の心配は拭えません。

コロナ禍にある日本の流通業界で働く人、約2700人の「カスハラ(カスタマーハラスメント)」のアンケートの回答によると、新型コロナの影響による、迷惑行為を受けたことがあると答えた人が20.3%もあり、コロナ拡大で増加傾向にあります。コロナが影響したカスハラがスーパーで43%、ドラッグストア関係で66.6%もありました。カスハラの例を挙げると、レジにあるビニールシートを「邪魔だ!」と引き落とす、マスク着用のお願いをすると「うるせえな!」と言われた、ペットボトルの蓋を持ったところ、「汚い手で触るんじゃねえ」と言われた等です。

今年1年、コロナで始まり、コロナで終わってしまう暗い1年になるところ、6年間にも及ぶ、人類の生命誕生の謎を探る約50億㎞の旅を終えて、「はやぶさ2」が貴重な「たまて箱」を抱え、地球に無事に帰還しました。地球から約3億㎞の小惑星、「りゅうぐう」に行くことは、例えていうならば、日本からボールを投げて、地球を8周回って、ブラジルにある6㎠の的に当てるようなものです。このように非常に難しいミッションにチャレンジして、10mの人工クレーターを作り、砂やガス等の地下物質を採取することにより、太陽系が出来た46億年前に近い状態の物が採取出来、生命の起源の秘密が解明されていくことは、この先人類が幸福な日常生活を営む上での宝物となることは、間違いないでしょう。

有史以来の脅威であり続けた天然痘を、人類が克服したのは、20世紀半ばに米国とソビエトが、冷戦を終結させ、全世界が一致団結して、WHOの下に、天然痘を撲滅させる為に協力をした事によるもので、今、米国だの中国だのと争うことではありません。バイデン氏はWHOに加入すると明言していますので、WHOの指導の下、全世界が協力して、新型コロナウィルスと闘う知恵と仕組みを作りだせば、必ず撲滅出来ます。

企業に於いても、全社員で知恵を絞り、全社員が協力をして成功への仕組みを作る事が出来れば、 社員の幸せ、家族の幸せ、会社の発展、繁栄に繋がるのです。

代表取締役   野村頼理