会長のひと言 (2020-10)

10月10日現在、新型コロナの世界感染者数は、米国766万人、インド697万人、ブラジル505万人、日本8万2千人となり、世界全体では、3,690万人以上となっています。

コロナウィルス感染長期化の中、本年度中の終息は難しい状況にあって、大企業を含め、中小企業も経営の苦戦を強いられています。建設業に於いては、新型コロナによる新興国からの受注減が続き、海外事業の建設受注額は今年4〜8月、前年同期比4割減と大幅に落ち込みました。国内のテーマパークの8月の売上げに於いては、67%減、牛丼吉野家の8月中間決算は、57億円の赤字、また、全日空(ANA)は、月例賃金を30%減し、希望退職者の募集も始めた上で、銀行等の融資により、手元資金を1兆円確保したましたが、コストの削減が急務となっています。

厚生労働省が9日に発表した毎月の勤労統計調査によると、8月は前年同期比で1.3%減で、マイナスは5ヶ月連続となり、新型コロナウィルスの影響で、多くの業種の経営に負の連鎖が起きているのではないかと心配になります。

プロ野球のロッテでは、新型コロナウィルス感染者は、10日現在、14名に上り、この状態では、ロッテのペナントレースは終わったと誰もが思いましたが、ソフトバンクとの首位攻防戦は、1勝2敗に踏みとどまりました。

毎年Bクラスのヤクルトを、優勝チームに作り上げた、プロ野球人生65年の野村克也監督は、会社も野球もサッカーもチームで戦い、一緒に行動するものあり、仕事はチームの成果を重視すべきで、「プロ野球のチームに於いても、自分がヒットを打てなくても、自分の勝ち星に繋がらなくても、チームが勝った事を素直に喜べる選手が多いチームほど、強いチームと断言できる」と述べています。

野村監督のこの言葉は、30本以上のホームランバッターや20勝以上の優秀な投手も良いし、秀でる社員が居る事も良いが、それ以上に大切なことは、他人が見ていない所でも、真面目に、自分の与えられた仕事を、誠心誠意、手抜きをせずに、お客様の為にすれば、新型コロナウィルスが猛威を奮おうと、世界不況が襲おうとも、会社の繁栄に繋がり、ひいては、自分自身の幸福に繋がるということを、私達に示しています。

終わりに、野村克也氏の金言
「自分のことしか考えない、自分中心な人は、大成しない場合が多い、なぜならば、独りよがりで 周囲に気配りが出来ない人は、支援してくれる人が、周りに集まりにくいからだ」

代表取締役   野村頼理