会長のひと言 (2020-02)

中国本土の新型コロナウィルスによる死亡者は、2月5日時点で、490人、日本国内の感染者は35人だったが、2月9日時点では、中国の感染者37,198人、死亡者811人、日本国内の感染者はダイヤモンドプリンセス号を含めて91人に 拡大している。

中国から日本企業の撤退も始まり、また、韓国の現代自動車では中国からの自動車の部品の輸入が止まり、操業停止に追い込まれている。
新型コロナウイルス発生前2019年10月〜12月のGDP(国内総生産)は米中の貿易摩擦、台風19号自然災害や暖冬の影響を受けマイナス成長の中、米中の貿易摩擦が改善され少し明るい兆しが見えて来たが、2020年新型肺炎の被害がいつまで続くのか予測のつかない状況において、新型コロナウィルスのパンデミックが起こるのではないかと不安は増すばかりだ。

習近平国家主席は2月3日に「今回の対応で明らかになった欠点や不備について危機管理能力を高めなければならない。」と初動対応の不備を認める異例の発表を行い、その責任として、地方幹部を400人近く大量処分し、地方政府に責任をなすりつけた。
自身は、1月17日からミャンマーを訪れ、帰国後は雲南省を視察し、翌日の1月20日に武漢市を閉鎖したが、時すでに遅く、感染の拡大は止められなかった。
世界に於ける中国経済のシェアは2003年SARSの時は4.3%だったが、2019年現在は16.3%と、生産、物流そして人の流れが大きくなっており、世界経済に影響が及ぶことになる。
国はこれ以上の感染の拡大を防ぐには、大規模災害時においては、内閣に権限を集中させて、国民の権利を強制的に制限する措置「緊急事態条項」を新設する必要に迫られるのではないだろうか?
私達の業務は他人の生命、身体、財産を守る事を主体としており、お客様や第三者と接することが多く、感染の被災を受けるリスクが高い。

社員から1人でも感染者が出れば、企業活動は休止に追い込まれ、全てのお客様や社会活動に多大な迷惑をかけることになるので、絶対に感染者を出す訳にはいかない。
今年はインフルエンザ患者数が例年に比べて大変に少ないと言われている。その原因は、新型コロナウィルスに対する予防の為、マスクをする、手洗いをする等、例年になく皆さんの予防意識が高く日常的に対策をしている為と言われている。

私達も朝礼、終礼、出勤時等に日常的に、手洗い (アルコール消毒)、うがい、マスク、咳のエチケット、睡眠の5つを実行して、お客様の生命、家族の生命、自分の生命、ひいては全ての人の生命を守る為に感染対策をしっかりしよう。

代表取締役   野村頼理