会長のひと言 (2019-04)

平成31年4月30日に、平成天皇陛下の退位に伴い、皇太子殿下が新天皇に即位され、5月1日の午前0時に新元号「令和」が施行される。

新元号は「大化」以来248番目の元号になる。日本の元号は飛鳥時代から1300年の歴史があり、世界で唯一残る、国民生活に於いて、文化的な価値があり、重要な制度だと思います。
しかし他方で国民主権の憲法と相いれない、不要・不便であると同時に天皇中心主義の戦前に逆戻りをするのではないか等の意見もある。
平成天皇においては、天皇と皇后が一緒に全国植樹祭や国民体育大会等、定例の行幸啓の他に、被災地の訪問にもおもむき、被災地の一人一人の前でひざまずき、耳を傾け、声を掛ける姿に、戦争を思い起こす人など誰もいないと思う。又、全国都道府県をくまなく3巡も訪問をしており、国民と一対一で対話をする姿は、常に国民と共にある象徴天皇として、十分に役割をはたしていると心から敬意を表する次第であります。

そして平成に戦争はありませんでした。

菅義偉官房長官の新元号「令和」の発表後に、安倍首相は記者会見に於いて「令和」の引用文は日本最古の万葉集の第五巻梅花の歌32首の初春令月、気淑風令(初春の令月にして、気淑く風や和ぎ)の一節から選んだ。
日本の歴史や文化を重視する国書からであり、令和には「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という意味が込められており、我が国の豊かな国民文化と長い伝統を象徴する国書で、中国の古典(漢書)ではないと協調をした。
万葉集は7,8世紀の天皇や皇族や庶民を含む壮大な歌集で、世界に類をみない日本の誇るべき宝物には違いないが、2世紀の中国後漢の文学者、張衡の詩文に「仲春令月、時和気清」という一節があり、万葉集の5世紀前になる。
当時の日本は漢文学の影響が強く同じ漢字文学圏の当時の日本人からすれば今回の新元号選定にあたり(中国古典)出典の慣例を破り(日本古典)国書から選ばれたと主張すればするほど、日本古典も元をたどれば中国古典を引用した孫引きとの声が聞こえてくるようだ。令和の意味を国に置き換えると中国と日本が美しく心を寄せ合う中で...。

会社に置き換えると、経営者と社員が美しく心を寄せ合う中で、会社が生れ育つになります。
一番大切な事はどの時代であっても、家族の幸せ、自分の幸せ、そして自分と関係のある人の幸せ、全ての人の幸せの輪を広げていくことです。全ての人の幸せの輪を広げていくと世界中の人の幸せの輪に繋がるのです。
この幸せの輪は自分中心の輪にならず、他人を思いやる美しい心を寄せ合う中で幸せの輪が自分の幸せの輪に戻って来るのです。(令和とは清らかで美しく、丸くまとまった状態の事をいう輪の時代です。)

また、わが社では社員に対して、働き方改革を推進しております。
5月1日からは配偶者出産休暇制度を導入して、良き環境へと取り組んでおります。

代表取締役   野村頼理