会長のひと言 (2018-11)

日本の借金は平成29年12月末、約1,086兆円。

赤ちゃんから老人までの日本人の人口が1億2,500万人とすると、国民一人当たり約867万円もの借金をしている。
その国民が「天下富舞」のブランド銘の柿を2個54万円、「越前ガニ」を1匹200万円で買った。

借金王国の日本人がこの高値をつけた柿やカニを買う。世界中の人々から見れば何とも滑稽で平和ボケした国民に映った事だろう。
世界の貧しい国々では、この柿2個とカニ1匹で約12,700人もの人の一日分の食糧がまかなえる。かつて人類は地球の気象条件に大きく左右された自給自足の農業や水産業から、今では生産技術の向上やIT化が進み生産効率が高くなり安定した食料の供給がされるようになった。昭和22年は男女共に50歳代だった寿命が、平成29年には男女共80歳代になった。

今後はAIの導入により一層の自動化が進みロボット等により職場から人の仕事が奪われるのではないかと言われる時代になる。
現在の人手不足を補うため、政府は外国人労働者の受け入れを拡大して入管法の法律を変えて人手不足を解決しようと考えているが、あまり事を急くと仕損じるのではないかと心配をする。

AIによるロボット化は製造現場の生産効率を高め、ロボットにより労働時間の短縮がされ人材不足の解消になり、サービスに於いてもロボットが単純なサービスに関わり、人間は人間としての高品質なサービスの向上につなげ、人間的で文化的な生活のサービスに努め、ロボットと人間が共存共栄できる社会の構築を知恵と工夫を駆使していく。
過去の産業革命に於いて、技術革命は経済活動も活発になり生活の利便性の向上に繋がる一方で、それに伴う社会の負の側面を生み出したが、そのたびに知恵と技術力によって乗り越えて来た。
知恵と技術力は一人の力では生まれてこないのです。

チームが一丸となって一つの目標に向けて相談をして生まれるものです。
今年も早いもので、新聞に2018年ユーキャン新語流行語大賞の候補30語が11月7日に発表された。
「半端ないって」「悪質タックル」「災害級の暑さ」「ボーっと生きてんじゃねえよ!」等々。
私は30語の中で平昌冬季オリンピックのカーリング女子チームの「そだねー」が印象に残っている。
「そだねー」と前向きに意見を受け入れ、進んだ結果が実力以上のカーリング「銀」に繋がったと思います。

人生に於いて楽しい事も悲しい事も、苦しい事も誰にも平等に起きてくるものです。
特にピンチの時には会社の人や家族の人、友人等の仲間に、素直に相談すれば、皆は、素直に良し悪しを言ってくれます。
何事も相談できる会社にしたいですね。

代表取締役   野村頼理