会長のひと言 (2017-12)

非政府組織(NGO)の「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)が今年のノーベル平和賞を受賞する事になった。 被爆者として初めて授賞式に出席するサーロー節子さんは13歳の時に広島で被爆し、姉や甥を亡くし自分自身が 望まない苦しみを体験し、核兵器の悲惨さや恐ろしさを国際会議等で自らの被爆証言を訴えると共に核兵器廃絶 運動に尽力をしたとして居住先のカナダ政府より民間人としては最高位の勲章「オーダー・オブ・カナダ」を受賞した。

サーローさんの言葉に「核兵器の本当の恐ろしさを知る被爆国として、日本には核兵器廃絶を目指す道義的責任があり、 トランプ大統領と同調して、核兵器禁止条約に署名しない日本政府は尊敬できない」と訴えた。 私は勇気と希望と道理に満ち溢れていて、眩しく羨ましくも思えた。

私には正々堂々とサーロー節子さんのように日本政府や核兵器保有国に言えるだろうかと考えた時、会社の定例会や ミーティング等の会議の席で、会社を信に思う気持ちがあれば、誰にもはばかることなく「奸臣となり偽るよりも忠臣 となって苦言を呈せ」「悪友の笑顔より、善友の怒り」と常々社員に言っている自分が恥ずかしく思えた。

核には核ではなく、互いに信じ合う事で美しい人間関係が生まれます。戦争のない平和な21世紀の社会にしたいものです。

代表取締役   野村頼理