会長のひと言 (2017-02)

アメリカも日本もトランプ発言で揺らいでいる。 超大国の大統領としての威厳も誇りもないトランプ氏のツイッターによるつぶやきに日本の首相も、日本経済界トップのトヨタの社長も、 経済を最優先する経済の檻の中に居る猿達が就任して間もない荒くれ者のボス猿の言動に振り回されている。

トランプ大統領の手土産にインフラ整備事業として1500億ドルの投資をして70万人の雇用を生み出すそうだが、世界一の借金大国の日本が、 世界一の経済大国のアメリカに何の為の支援なのか?事実の誤認や、思い付きの言動、共和党内の意見の不一致、難民問題やイスラム圏の 7ケ国からの入国の制限をした大統領令等々、トランプ氏の政策は少し急ぎ過ぎの強権政治と誰の目にも映る。

自由競争な貿易や国際協調の世界の潮流に反する高圧的なトランプ流は、政治や人権を尊重する社会に於いては、長続きするはずもなく、 早晩に行き詰ると思われる。現在の世界も、国家も、会社に於いても、自国の経済や会社の立場や個人の権利だけを優先する主張は認められないのです。

21世紀のあるべき社会は、相互の利益を認めながら、互いに協調し合う社会です。協調し合ってこそものが足り、奪い合えば足りなくなるのが道理なのです。 不安・悩み・恨み・憎しみ等の人間社会に於いて起こるストレスは自分自信を狂わせ、見失います。 政治家も経済人も社会に生かされている人には皆起こり、それは全て人の欲望から生じるのです。

自分の事は後回しにして、先ず自分の欲や価値観を外し、相手の話や気持ちをありのまま受け入れ、共感し、相手の価値観で話を聴き、相手を大切に思うことが、 自分を狂わせ、見失った人が生きる道理なのです。 互いに気を配って話を聴けば道は自ずと開けます。迷ったら相手の為に尽くす心で自分が変われば、相手も変わるのです。トランプ氏から学ぶことはたくさんあります。

代表取締役   野村頼理