会長のひと言 (2016-12)

世界で最も豊かな1%の人の資産が、残る99%の人々の資産額を上回るという不条理。 世界の富は限られていることは誰もが分かっているものの、人間の欲が留まることなく突き進み果てしない。 富の奪い合いにより、この様な不条理な貧富の差が生じる。

99%の不満がアメリカではトランプ次期大統領を、イギリスではテリーザ・メイ首相を誕生させた。イタリアに於いてもレンツィ首相が辞意を表明。 極右勢力が大頭し欧州連合の懐疑派が勢力を延ばし、政治は既得権益層や支配者に握られ、益々格差は広がる。庶民が見捨てられた国々では、 国民投票の結果、半既成政治を揚げる野党に奪われる事になった。多くの国が自国の利益のみを優先する。

世界経済も不透明で、誰もが何を信じ、どう行動すれば良いのか分からない時代の中、安倍首相も11月17日にトランプ次期大統領と会談。 12月26日・27日にはハワイの真珠湾にあるアリゾナ記念館をオバマ大統領と訪れ被爆地の広島を訪問した。 オバマ大統領への返礼と、二度と戦争の惨禍を繰り返してはならないと未来に向けた決意を示しながら、トランプ次期大統領が同盟関係の 見直しをする事に牽制する姿勢を取り、現在の同盟をアピールしながら、12月に山口県長門市でプーチン大統領と会談を予定するなど、 安倍首相も何が正しく、何が違っていのか分からないのではと心配する向きもある。 多くの国の代表の話を良く聞き「話し上手は聞き上手」の格言にちなみ、人間としての道理ある道筋、国民を導くトップの姿を私達にお示しください。 私は貴方のエネルギッシュな行動力に敬服しています。

平和な世の中にあってこそ、経済や文化は発展するのではないでしょうか?戦争等の戦いでは「奪い合えば足りなくなり、分け合えば足りる」の考え方や精神は生まれません。 相手を思いやり、相手に尽くすことにより自分も救われ、全ての環境が良くなるのです。

来年の干支の酉年は、申年と戌年の間にあり、犬猿の中に入って争い事を治め、十二支が上手に巡り平和と安寧の役を担います。 酉に習い自分の事が大切であればあるほど他人の事を大切に思い他人の為に尽くすことが自分の為に生かされる事を信じて新しい年を迎えましょう。

さて、当社においては、平成23年度より仕事と生活の調和を図るため、様々な雇用環境の整備を推進して参りましたが、 男性社員の育児休業の取得がなかなか進んでいないように思います。 そこでこの度、一般事業主行動計画の取組内容に、『男性の育児休業取得者が1名以上』という数値目標を追加しました。 内容については、今月号に添付した一般事業主行動計画を確認して下さい。

当社ホームページにも、同内容を掲載してあります(なお、計画期間は平成27年4月1日から平成30年3月31日までと変更ありません)。 本社総務部の相談窓口には、育児休業制度についてのパンフレットや手続き方法についての資料がありますし、法改正により、男性の育児休業取得が促進され、 子育てを積極的に楽しむ父親が『イクメン』とクローズアップされておりますので、どんどん活用して下さい。希望者には、メールで送ることも可能です。

代表取締役   野村頼理