会長のひと言 (2016-04)

「世界で一番貧しい大統領」として知られている、南米ウルグアイ(東方共和国)元大統領ホセ・ムヒカ氏の一 言、一言に私は感銘・感動を受けた。皆さんが仕事や社会生活に於いて幸福に生きる為の糧になり、人生の岐路 に立った時の生き方の参考になればと思いムヒカ氏の一言をいくつか紹介したい。

80才のムヒカ氏が広島の原爆ドームの前に立った時、一瞬にして15万人の生命を奪った戦禍に対して、コメント を求めたが、人類が犯したあまりにも大きすぎる過ちに何もコメントが出来ないと立ちすくむ。 「良心なき化学はとてつもない悪の道具になってしまう」核保有国の指導者にこの言葉を届けたい。

「国を治める者の生活レベルは、その国の平均的なレベルでなければならない」とムヒカ氏は言う。 政治家は国民の為に働き「残すものはお金ではなく、名誉を残すことだ、お金を残したいのであれば商人になれ ばよい」と苦言を呈する。しかし、核保有国の指導者の中には、パナマの法律事務所から流出した「パナマ文書」 による財産隠しが明るみになり、プーチンロシア大統領は21兆6000億円もの資産を隠し、イギリスのキャメロン 首相、中国の習近平国家主席の名前もあった。

世界の国が戦争の為に使う軍事費が1分間に約2億円強使われている。この資金を世界の貧しい人や、平和の為に 使われるべきで本当にバカげていると嘆く。ムヒカ氏から見た日本人の印象はどうだろうか。アマゾンに住む先 住民は、独自の文化によりのんびりと幸福に暮らしているが、日本人はもう違う社会に来ているので、働かなけ ればならない。幸せか、そうでないかは、その人が思うことで、やっている事を楽しんでいるか?満足をして働 いているか?による。「幸せそうな顔をしている人は幸福だよ」と、少々辛い事はあっても、明るく楽しく仕事 をする事が自分自身の幸福につながることだと思います。

ムヒカ氏は最後に人間として必ず何かを残す。無駄をなくして何か(価値)のあるものを残す。幸せの一部を残す。 幸せの基本は周りの人も幸福でないと、本当の幸福ではないから何かを残す。お金ではなく(愛情や生きる喜び)を残すこと。

世界で一番貧しい大統領としての一言「貧乏な人とは、少ししか物を持っていない人ではなく、 無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」

私の一言「人との対話は誠実に、自分の幸福より、少し多く相手の幸福を思う気持ちを大切に」

代表取締役   野村頼理