会長のひと言 (2015-11)

カンボジアのポルポト軍事政権が約200万人ものカンボジア人大虐殺をした悪夢から20年。隣国のミャンマーの 総選挙において、スー・チー氏率いる最大野党・国民民主連盟(NLD)が70%以上の議席を獲得したとNLDのウィ ン・ティン選挙対策本部長は明らかにした。

一方、与党(USDP)の党首代行は「我々は何故敗れたのか検証が必要だ」と敗北宣言をしたが、両院定数664議席の1/4 は軍人議員に割当てられている。1990年の総選挙においてもNLDが圧勝したにも関わらずNLD候補者に「投票に不備があ った」「会計報告に疑問がある」等と難癖をつけ当選を認めなかった事例があり、今後の国軍の出方に注目する。

今回の選挙は、軍事政権に政権移譲を拒否され、15年間にわたり自宅軟禁を強いられても、屈せず、絶望せず、非暴 力を貫き通した姿勢が国民の心を動かし、勝利に繋がったと思います。軍政には、力と力の勝負ではなく、我慢の民 意の勝利に心よりお祝いいたします。

連合国軍総司令部(GHQ)から戦後7年間は飛行機の製造を禁じられてから、YS11プロペラ機以来の、半世紀振りに米ボ ーイング社の下請けから、悲願の国産初の小型ジェット旅客機(MRJ)の初飛行を11月11日午前9時35分に県営名古屋空 港を飛び立ち成功をさせた。日本人の夢を乗せての勇壮は心を厚くし、深く脳裏にきざまれた。もし、この離陸が軍用 機の国産初飛行だったら、この様に感動をしただろうか?現在の日本の繁栄は戦後70年間にわたり、平和維持憲法を堅 持してきたことにより守られた平和な日本だったからであり、カンボジアやミャンマーの様な国民同志が殺戮する軍事 政権下では、人間としての尊厳や普通の生活は期待できない。社会生活も社内生活も同じで、多少の考え方や意見の相 違は生きている以上必ずあります。

力には力で分からせるのではなく、膝を付き合わせ何度でも話し合い、自分だけの利益を考えて考動するのではなく、 まず相手の事を考え、そして自分の幸福を考え、その後に会社の発展を考え、話し合い、考動すれば全てが幸福に繋が っていきます。しかし、内紛は両者を不幸にします。

代表取締役   野村頼理