会長のひと言 (2015-10)

ノーベル医学生理学賞は大村智北里大特別名誉教授が受賞、ノーベル物理学賞には梶田隆章東京大宇宙線研究所長が受賞した。 二日続いての日本人のノーベル賞受賞の快挙に日本列島が感動と歓喜の渦に包まれた。 誰もが日本人として、自分の事の様に誇らしく思った事でしょう。

そんな最中、第三次安倍改造内閣が発足したアベノミクスの三本の矢「財政出動」「金融緩和策」「成長戦略」の成果は民間が政府に 何もかも依存する体質を作っただけで持続的な成長戦略にならず、農林水産省はTPPの大筋合意による関税を軒並み撤廃した。 安保関連法の着実な早期の施行と新三本の矢を発表した、一億総活躍社会と題して「GDPを600兆円に」「出生率1.8人に」「介護離職 者ゼロに」と経済と社会保障に力を注ぐ内容になったが具体性に欠け、現場は何をどうしたら良いのか分からないようだ。 担当部所が分からないのだから国民はもっとわかりづらい。小手先でだました政策では未来は語れない。

国も企業も人も、目の前のネコだましをするのではなく、世界が認めたノーベル賞の受賞者から学ばなければならない。 受賞者の誰もが、決して自分一人で成しえた事ではなく、チームの皆の協力や努力があっての事と唱える。

しかも、それぞれが自分の役割に誇りを感じ、ともに苦労を乗り越え、地道な研究を何年も積み重ねた結果とチームのリーダーが腰は 低く、威張らず穏やかで優しい人柄で、人間的な魅力に長け、コミュニケーションが上手くチームをまとめて動かし、リーダーとチー ムが一丸となって努力をした結果が成果に繋がったと言っているのです。このチーム力こそが日本人のもつ「資質」で今後私たちが 参考にしなければならないもっとも大切な宝だと思います。「資質」=「団結」です。

代表取締役   野村頼理