会長のひと言 (2015-09)

今月の「ひと言」に何を載せるのか随分と迷った。 安全保障関連法案、関東・東北の記録的な豪雨、改正労働者派遣法、米軍普天間飛行場移設問題、マイナンバー制度の開始等、災害や重要法案の案件があった。 しかし今、生死に関わる関東・東北の記録的豪雨による堤防の決壊により車や家屋が流され、何とか流失を免れた家の屋根やベランダで助けを求める人達を見て、災害にした。

私が中学3年生の昭和34年に、死者・行方不明者5,098人を出した伊勢湾台風が上陸した9月26日。昭和20年9月17日、死者・行方不明者3,756人の枕崎台風。 昭和9年9月21日、死者・行方不明者3,036人の室戸台風。平成12年9月11〜12日、死者10人重軽傷者107人、床上浸水7万世帯が被災した東海豪雨。

今回の台風17号と18号の影響よる関東・東北に記録的豪雨が降り鬼怒川等の堤防の決壊で死者7人、行方不明者15人。 常総市に於いては、床上・床下浸水は11,000棟で4,260人が避難をしている。台風と秋雨前線の影響による甚大な災害が9月に集中して起きている。

今、国会で審議中の安全保障関連法案は人的災害になる恐れがあると危惧するが自然災害の多い日本で、人的災害まで心配をしなくてはならないのかとうんざりする中、 9月12日に東京湾を震源地に震度5弱の地震が起きた。この地震の規模は、近い将来に起こると言われている首都直下型地震のマグニチュード7.5に比べ1/1000の規模との発表に驚く。 災害列島日本に住む私達は、それぞれの種類の災害を知り、被害を最小限にする為、災害時に自分の身の安全をどの様に守るのか。 災害の種類別にそれぞれに備え、対策する事が重要です。 災害が起きたら、安全行動をとる心得を知り、避難時は、最大規模の被害を想定した上で、安全な避難ルートを選び、早期避難を最優先する。 日頃からの家族単位の防災意識が重要なのは言うまでもありません。今回の災害で行方不明になっていた8歳の子供2人が無事との連絡があり、この痛ましい災害の唯一の吉報だった。

被災された方、残念ながら犠牲になられた方々に衷心よりお悔み申し上げるとともに、一日も早い復興をされ、元の社会生活が出来ます事をお祈り申し上げます。 備えあれば憂いなしです。

代表取締役   野村頼理